SILVER-LUGブログ
【ブランド紹介】マッピン&ウェッブ

1897年にはビクトリア女王より「王室御用達」の認定を受け、今でもMappin&Webbの職人が英国王室のクラウンジュエラー(王冠を作成する職人)として任命されています。
【ブランド紹介】J.W.Benson

英国の時計メーカーは小規模な工房が多かった中、19世紀末には大規模な工場で中級機から高級機まで幅広く製造していました。
英国以外の銀製品の刻印

以前の記事で英国の銀製品のホールマークについてはくわしく説明しました。
その他の国の銀製品にもホールマークの制度があり刻印が押されています。
英国ほど細かい体系や制度の徹底がない場合が多いですが、代表的なものをご紹介します。
懐中時計の針について

別の記事で懐中時計の文字盤のお話をしましたが、針も時計のデザインにとっての非常に重要なパーツです。しかも、針を見なければ時計の本来の役割である「時間を伝える」ことができないわけですから、一番見られるパーツでもあります。
デザインだけでなく時間の見やすさを考慮して様々なデザインや工夫が凝らされています。
英国のアフタヌーンティー

日本でも「午後の紅茶」というドリンクや「アフタヌーンティー」というカフェのチェーンなどがあり親しまれています。
実際に世界の紅茶文化を牽引する英国では、紅茶は生活の一部ともいえる習慣です。
英国アンティークの時代区分

時代区分とはアンティーク品をそれぞれの製造年で時代ごとに分ける際に使われる言葉です。英国の時代区分はその次代を統治していた王様の名前をとったものとなっています。
時代背景やその時の王様の趣味が大きく反映しますので、時代ごとにそのスタイルなども変わってきます。
懐中時計の種類と部品の名称

懐中時計はケースの形状によりオープンフェース、ハンターなどのタイプに分かれています。
また、各パーツの名称についても基本的には腕時計と同じですが、ペンダントや蓋など懐中時計特有のものもあります。
サルヴァ

トレイ(底の浅いフラットな容器)の中でも特に銀製のものだけをサルヴァと呼びます。
ヨーロッパの上流階級の家庭でテーブルにカップやお皿を運んだり、執事が手紙やカードを主人のもとへ運んだりするのに使われていました。
アンティーク ステッキ

しかし中世ヨーロッパだけでなく明治時代の日本でも、かつては紳士のファッションに欠かせないアイテムでした。
アルバートチェーン

アルバートチェーンとは懐中時計を身につける際に使用するチェーンのことです。
英国のヴィクトリア女王(在位1837-1901年)の夫であるアルバート公(1819-1861)にちなんでこう呼ばれています。
懐中時計を落とさないように衣服に接続するという実用面だけでなく、おしゃれに身につけるための英国紳士のアクセサリーとして発展しました。