SILVER-LUGブログ — 英国

アンティークのシルバーカトラリーは、食事のための道具であると同時にその製造された時代の工芸技術や食文化を反映した品です。
この記事ではアンティークカトラリーのハンドルパターンに焦点を当て、英国の基本的なパターンから、装飾的なデザイン、さらにフランスやアメリカなど英国以外の国で見られるパターンまで、その歴史と特徴を解説いたします。

ウェッジウッドの「ジャスパーウェア」は日本でも人気のある西洋陶磁器の一つです。
淡いブルーの地に白い優美なレリーフが施されたティーカップや花瓶は、まさにウェッジウッドの代名詞。
この記事では、その誕生の歴史から特徴、製法、そして人々を惹きつけてやまない魅力の秘密まで、分かりやすく解説いたします。

「ヤード・オ・レッド」は職人の手作りにこだわった純銀製のペンシルで有名な、現在も続く英国の筆記具ブランドです。
少し変わった名前ですが、この名にはブランドの原点と、筆記具に込められた職人たちの想いが深く刻まれています。

この記事では「ヤード・オ・レッド」の歴史とその製品の特徴について説明いたします。

英国の銀製品には「ホールマーク」と呼ばれる小さな刻印が打刻されています。
1867年から1998年の間、英国以外で製造された銀製品が英国内で販売するために輸入された場合、英国内で製造された銀製品と区別するために「輸入マーク」と呼ばれる別のマークが追加されていました。
この記事では「輸入マーク」について詳しく解説いたします。

「英国アンティーク」というとなんとなく貴族趣味的なイメージが強いと思います。英国の素晴らしいアンティーク達は、19世紀に繁栄を極めた英国貴族達による需要と庇護によって大きく発展してきました。20世紀初頭には英国貴族社会は衰退していきます。

アフタヌーンティーの習慣はもともとヴィクトリア朝時代の上流階級の社交場から広がったものなので、どうしても敷居の高いイメージがあります。

英国のアフタヌーンティーは1840年頃、第7代ベッドフォード公爵フランシス・ラッセルの婦人である「アンナ・マリア・ラッセル」が男性ゲスト達が狩猟を楽しんでいるあいだに女性ゲストを紅茶とお菓子でもてなしたのがはじまりです。

英国最古の銀工房 バーナードファミリー バーナードファミリーは、18世紀から20世紀にかけて活躍した英国のシルバースミス（銀工房）です。 バーナードファミリーはジョージ王朝時代からヴィクトリア朝...