アンティークのニエロ装飾の懐中時計を紹介いたします。

ニエロと呼ばれる銀の土台に黒い合金素材を象嵌したケースの時計となります。
製造年やメーカーは不明ですが、中蓋に1876年のフィラデルフィア万博の刻印があり、19世紀末頃のアメリカの時計メーカーのものと思われます。
ニエロ象嵌による装飾が施されており、カルトゥーシュ部分は金メッキされています。
ニエロは黒い部分が脆いので剥がれている事が多いですが剥がれも少ない美品です。
オーバーホール歴は不明ですがテンプの振りも良好でカチカチと元気に動いています。

この「一期一会」があなたの特別な出会いになることを願っています！

（説明動画）
https://youtu.be/Flebt7eaCRo?si=nIAamOojfTiHBMGJ

【コンディション】
外観：★★★★☆　目立った傷や汚れのない美品

機能：★★★★☆　整備履歴は不明だが動作良好

・ケース：黒金のわずかな剥がれはありますがとても美しい状態です
　　　　　リューズを押して蓋が開く機構はスプリングが効いてスムーズです
・ケース刻印：刻印がなく銀の純度が不明ですが恐らく900シルバーと思われます
・文字盤：ヒビや欠けもなくとてもきれいな状態です
・その他：ムーブメントにワシが地球を掴んだマークが刻印されています
・精度：平置きタイムグラファー計測で日差1分程度
・パワーリザーブ：フルゼンマイから 42時間まで確認

　 ※日差は姿勢等でも変わりますので参考程度でお考えください
　 ※古いものなのでパーツ交換や修理の履歴はわかりません

【詳細】
・ブランド　不明
・製造年　19世紀後半
・ムーブメント　機械式（15石）
・ゼンマイ　手巻き
・時刻合わせ　剣引き（レバーセット）
・シリアルNo.622010（ケース）
・ケース材質　シルバー（純度不明）※ニエロ象嵌
・ケース直径　51mm（竜頭除く）
・ケース厚さ　14mm（風防含む）
・重量　92g

※アンティーク品ですので全く同じものは他にありません
※不明な点がありましたらなんでもお気軽にご質問ください